会社概要
沿革
志村工場を蓮沼工場と名称変更。
合資会社尾野製本所を株式会社尾野製本所に改組。
社長メッセージ
代表取締役社長
尾野 弘泰
当社は大正12年の創業以来、およそ100年にわたって製本業一筋に歩み、その間にめざましい成長を遂げた出版文化の一端を担ってまいりました。
いま、情報メディアの世界は印刷物から電子媒体へとその中心を大きくシフトしつつあります。
この変動期にあって、私たちはこれからの時代に認められる価値を備えた印刷物の創造に向けて、これまで培った造本の知識と経験を活かし、出版・印刷業界の皆様から信頼されるパートナーとして、新しい時代の造本事業に取り組んでまいります。
製本業は委託加工業ではありますが、私どもが編集者の方々、また印刷会社様と同じ気持ちで、いいものを市場に送り出したいという思いで本づくりに取り組んでまいりました。社員全員がいわば「メーカー」の意識をもち、すべての完成品を責任と自信とともに出荷しております。多くのお客様から厚い信頼を頂くようになりましたのも、こういった姿勢が仕事への誠実さとして評価いただいたものと自負しております。今後も造本に関する様々な情報をご提供し、本づくりのことならいつも頼られる、相談されるパートナーとして出版文化へのさらなる貢献を目指してまいります。
思いを綴じる造本コンサルタント
尾野製本所のコーポレート・マークは、中綴じされた4冊の本。これは当社業務の核である中綴じ製本のシンボルであるとともに、その一冊一冊には「本」、「出版」、「文化」、「人」という意味を込めています。多彩な本づくりを通じて出版の世界に貢献し、それがより豊かな文化の創造に寄与していくこと、そしてそこから多くの人々に有益な情報と感動を提供していきたいという当社の願いを象徴するものであり、同時に人々の「本」への思いを受けとめて、その実現のために挑戦していくという当社の企業姿勢を表明するものであります。