当社には、先進の機械とそれを操る人間との間で培われた独自のノウハウが豊富に蓄積されています。いわば現代の「匠の技」であり、これを継承してゆくために、技術者の教育には惜しみなく時間を費やしています。

  • 断裁機には断裁の“むしれ”を極力少なくするための「補助カッター」を装備しています。
  • 断裁機の包丁刃の研ぎ角度の研究を重ね、切れ残りが起きにくい角度に設定しています。
  • 特にステッチャー整備は念入りに行うことで、針金による「不良本」を出さないように注意しています。
  • ストッパーに「曲がり検知器」をつけた(ONO ver.)。厚みのある本に適した曲がり検知器。
  • 厚みのある(よじれ、かぶりの酷い)本をまっすぐ断裁するために独自の治具を使用しています。
    最薄0.5mm~最厚18mmの厚みの中綴じに対応。
    厚みがあり、「よじれ、かぶり」が強い本でも、まっすぐ断裁できるように独自の治具を使用し、小口の寸法をキレイに仕上げています。
    寸法のガタツキが出やすい薄い本の場合は断裁時のガタツキが出ないように本を断裁するタイミング、ストッパーへの当たり方等を注意して調整を行います。
  • 毎日、調整前にはオペレーターが機械のメンテナンスを行います。
  • 糊の選定は、様々な用途に合わせて現在は3種類使用しています。
  • 永年の経験による調整力により、用紙特性や厚さ、印刷色などによる折り機の微妙な調整が可能です。折ズレが少なく、年間を通して折り工程を起因とする事故、検品をほとんど起こさないことは技術力の高さを証明しています。(生産性は1面出しの4pで20000/h程度)。
    現在、4p折り、8p折り、16p折り、両観音折り に対応しています。