すべての「一冊」に最高の品質を。
造本コンサルタント
造本コンサルタント
創業から100年、尾野製本所は時代時代の出版文化を「中綴じ製本」で支えてまいりました。他に類を見ない、大量・多ページ中綴じ製本に特化した技術、ノウハウ、設備力をもってお客様の高いご要望にお応えし、心を込めた1冊を皆さまのお手元へおとどけしています。
中綴じ製本とは
表紙を含めて印刷した用紙を重ね、二つ折りにして折った部分(ノド)を針金や糸で綴じる方法です。ノドまで開きやすいので見開きが見やすい綴じ方です。
中綴じ製本では、各折丁(印刷された紙を折り畳んだもの)を中央から重ね合わせていきますので、折った時にページ順が正しくなるように面付けをして印刷する必要があります。
また、ページ数が多い場合、外側に比べて中央付近は折丁を重ねた厚みの分だけ詰まって断裁されるので、その点を考慮して左右幅を小さくしたレイアウトが求められます。
針金綴じという仕様上、芯頁が抜けやすい事や、針金による怪我というデメリットが考えられますが、コスト面や短納期といったメリットも多く存在します。
尾野製本所では最先端の検査装置によるチェックに加え、1時間毎に人間の目による何重もの厳しい検品体制を実施し、不良本ゼロを目指しています。